八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

私がブログを書く理由

特別お題「わたしがブログを書く理由

(今回は特別お題の記事を書いてみました!)

 

初めましてnojiyamaと申します。私は50代OLです。夫も私もさほど給料が高くないですが、2人分合わせて暮らしを維持しています。5年の不妊治療の末43才で初産した一人息子がおり、まだ小4です。

私は神経質で気分屋な母に、気分次第にいじめられて育ってきた為、大変自己肯定感が低く、他人との人間関係構築に苦労してきました。その上、発達障害のケがありなかなか生き辛い人生でした。息子がADHDであることが発覚し、息子の療育について勉強していくなかで、子供の頃の自分に当てはまることが多いことに気がつきました。

そんなこんなで、思えば多分ずーーっと軽めの鬱だったんだと思います。でもその状態がデフォルトであった為、そのまま一生懸命頑張って人並みに生きてきました。

コロナ禍くらいから、夜眠れなくなりました。いよいよ更年期かな、と婦人科を受診し、薬を処方してもらいましたが全く効き目がありません。眠れないまま2年くらい過ごしてしまいました。去年の夏を過ぎた頃から、夜中に覚醒しては、ネガティブ思考が津波のように押し寄せてきて、他に何も考えられなくなりました。(た、たすけて、誰か…)と思っていました。くだらない出来事で涙を流したりしていました。

その頃から、この異常事態についてブログという形の日記に書き留めることを始めました。時々周りの人には眠れないことやネガティブ思考の津波のことを話してはいましたが、それだけでは持ち堪えられなくなっていて、文章にすることで少しでもこの状況を客観的にみれたら、と考えました。そうしないとネガティブな主観で押しつぶされそうでした。しかし、誰に見られるわけでもない日記に赤裸々に自分自身のことを書きつらねていくと、自分の情けない状況が可視化され、余計に辛くなったりもしました。

ある日夫に初めて相談してみました。夫は「心療内科に行け」と即答しました。(なるほど!)と納得し即予約を入れました。心療内科では、「立派な鬱病です」と診断され、薬を処方されました。

薬は面白いほど効き目がありました。私はだんだんと霧が晴れていくような気分になりました。行きつ戻りつする鬱の症状を観察しながら、お金の不安や仕事の不安と並走しながら、家族がいる幸せと常に感じる孤独感や孤立感を抱えながら、嘘のない(多分)日記を書きつらねていくことが、ほぼ日課となりつつあります。

という訳で、私がブログを書く理由は:

*ネガティブな思考で押し潰されないように、自分を客観的に見る為。

*たまに良いことがあった時に浮かれすぎて人様に不快な思いをさせないよう、また足元をすくわれないよう、自戒するため。

*自分を励ますため

*小さな幸せがあることに気づくため

と、そんなところでしょうか。