八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

職場の人間模様に変化が…

私のいる職場には、あまりクセの強い人はいません。あえて言うならうちのボスくらいですが、ボスはチーム内ではクセが強いですが、他の部署の人には紳士的に振る舞っているので、おそらくあまり気付かれていないように思います。なので、職場の人間関係は良好に保たれています。リーダーやマネージャーも声を荒げたり怒ったりイライラしたりする人はいませんし、それ以外の人たちも温厚な人が多いです。よって、モラハラパワハラもなく、横の関係も良好な会社です。

しかし、最近デザイン部において、30代同僚と40代同僚の確執が目立ってきました。私は間に挟まっているので、両方の話を聞いています。やはり以前からお互いに思うところがありそれが溜まって溢れてしまったようです。以前は本音をぼやかして話していた2人ですが、最近は相手に対しての不満をはっきりと私に伝えてくるようになりました。そんなわけで、チーム内の空気が澱んできています。

私はどちら側にもつくつもりはありません。これは一重にボスが30代同僚を特別扱いしているせいなのです。ボスが悪いのです。

30代同僚のベクトルは完全にボスに向いていて、ボスが喜ぶ働き方を心得ていて、ほとんど滅私奉公に近い働き方を厭いません。会社にいる時は、自分の仕事以外のボスから請け負った仕事にかまけて自分の持ち分が進まず、帰宅後に睡眠時間を極限まで削り仕事をしているそうです。

かたや、40代同僚は仕事は仕事と割り切っていて、時間外労働はやりたくない、と明言しています。でもそんな彼女にもたくさんの持ち分があり、それらを責任もって完結するための残業は厭わない、そんな様子で働いています。

そんな正反対の2人がここへきてぶつかってしまっています。

 

私は中立的な立場をキープする必要があるので、どちらにも肩入れしないよう努めていますが、ボスと30代同僚の明らかに側から見ていてもわかる固〜〜〜い絆に、長年心底うんざりしている為、本音では40代同僚に共感しています。彼女のリアクションは極当たり前のものだと思います。

ボスは自分で自分を、私情を挟まずに部下を公平に評価している、と強く自負して疑わないのですが、やってることは真逆である訳です。

 

なので、この事態は起こるべくして起こった事態です。本音では、40代同僚と思うところを思い切り話したいくらいです。

わたしも忖度せず本音を話せばいいのかもしれませんが、まぁ、今回は2人の間の潤滑油の役割を果たそうかな、と考えています。