八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

本業が大繁忙期

今シーズンは本業の方がとても調子が良いです。ボスやMD、本国からも良いフィードバックをもらっていて、ここ数年では珍しく私のいくつかのデザインに対してMDが売れると見込んで色数も型数もたくさん予定しています。しかも、ボツがなく、持ち分がたくさんあり、とてもとても忙しい状況です。

それもこれも、去年の今頃、私を年齢差別し私のデザインをほとんどボツにした例のMDのマネージャーが、企画から発注のチームに移動したおかげだと私は信じています。トップでこうも待遇が違うものかと実感中です。こんなことあっていいんでしょうか??酷い話しです。私の鬱のきっかけをつくっておきながら、本人はそんなこと知らずにのほほんとしてるなんて…。

もっと恨み節を言いたいところですが、今はとにかく忙しくやりがいを感じながら仕事をしているので、一旦横に置いておくことにします。

 

独立の方を進めたいけれども、本業で食べている以上、手を抜くわけにはいかないので、締め切りまでは本業に完全コミットです。それがなんとも楽しい今日この頃です。いつもはそっけないボスも、かなり真剣に私のデザインに向き合ってくれてますし、必要とされていることを実感できてやりがいを感じてます。

去年の今頃は真逆でした。私はいなくていいと会社から言われていると感じてこの上なく肩身の狭い気持ちで仕事をしていました。そうして精神を病みました。

でもそのおかげで独立の決意を固めることができ、独立の方のデザインを暇さえあれば考えていることで、本業のデザイン出しにも大きく影響している気がします。デザイン出しはエンジンがかかるまでに時間がかかるので、二つの仕事を同時並行でやることで常にエンジンがかかりっぱなしの状態でいられて、急なデザインの依頼にも温まるのを待つことなくすぐに対応できるのです。

そんな話は副業の本やYouTubeで聞いた気がしますが、まさにその相乗効果を実感してます。

 

とはいえ、独立の方が完全ストップしてしまっているので、私にとってはよい状況ではないのは事実ですが、本業でズタズタに引き裂かれた自信をまた取り戻しているのは本業にもとても良い影響があるのではないかと思います。

 

そんなわけで、今ヘロヘロに疲れていますが、週末も頑張って来週の締切までに決着をつけたいと思います。