八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

飼い猫の話

うちには1匹の猫がいます。16才のおばあちゃん猫です。臆病でおとなしくあまり自己主張しない性格です。おたま(通称たまちゃん)といいます。

不妊治療で精神的に参っている時、仕事面で落ち込んでいる時、たまちゃんの存在にどんなに救われたか知れません。

そのたまちゃんがここ1週間ご飯を食べなくなりました。缶詰もスープだけ舐めて固形物を食べません。カリカリは全く食べない。なのでウンチもしていません。7キロあった体重は4キロまで落ちてしまいました。寝ている時、足の骨のゴツゴツが見えるくらい痩せました。寝ている時間が増え、のどをゴロゴロいわせなくなりました。

 

息子の友達のママが獣医さんなので、そこに連れて行きました。

事情を説明し、血液検査をしてもらったら、腎臓の数値が正常値の10倍以上で、先生に「重度の腎不全です」と言われました。「このまま放っておくと数日から数週間で亡くなります」と。

先生は「治療法は二つあります。一つ目は1週間入院して静脈注射の点滴を行い、数値が下がってきてご飯が食べられるようになったら退院」「もう一つは自宅で皮下注射の点滴を行い、定期的に病院に通う」「いずれも今後自宅での皮下注射の点滴は続ける必要がある」とおっしゃいました。

私は入院して治療してもらう方を選択しました。その方が早めにたまちゃんの苦痛を和らげることができると思うからです。入院はたまにとって辛いでしょうが、早く良く効く治療がたまの為にいいと思いました。

 

というわけで、たまを病院において帰ってきました。どこか落ち着かない気分ですが、これで少しは元気になって帰ってきてくれると信じて待ちたいと思います。

まだまだ死んじゃうには早すぎます。できれば20才くらいまで生きてほしいです…!!