そんなどん底気分の冬休み、
ふと思い立ち、おもむろにソファーで洗濯物を畳んでいる夫に相談してみました。
プライドが邪魔して、全貌を話すことができない自分がいます。急に会社で評価されなくなった部分を誤魔化し誤魔化し説明しますが、そこを話さないとすっかり通じません。
ここで仕事上のプライドにこだわってどうするって感じです。他人から見たら全くどうでもいいつまらないプライドに囚われている自分に気付きます。
夫は、わたしの要領を得ない説明に口を挟むことなく聞いてくれました。
否定せずアドバイスせず。
こんな精神状態での起業活動についても、特に否定もせず、どちらかというと応援してくれているような口ぶりです。
唯一、眠れない、憂鬱で意欲低下していることについては、一度心療内科を受診してみるのもいいかもねとアドバイスしてくれました。
たしかに…。私は鬱傾向の強い性格です。でもその最中は、私鬱かもとは思い至らないことが多いのです。
以前、Uから始まるアパレル大企業の商品デザイン部に勤務していたことがありますが、直属の上司が気性の激しい女性で部下を罵倒することが度々あり、その上司にすっかり萎縮してかなりの鬱状態になったことがありました。
そして、その時も収入がなくなることを恐れてなかなか辞めず、精神状態はどんどん悪くなっていきました。今思えばさっさと辞めておけば良かった、とつくづく思います。今と一緒です!!!我ながら呆れます。
話が逸れました。
ともかく、夫に相談したことで少し気持ちが軽くなりました。早速近隣の心療内科を調べていくつか候補を絞り、休み明けに初診予約を取ることにしました。
夫がこんなにカウンセラーばりに聞き上手だったとは。夫との会話といえぼ子供の話しばかりで、たまに私から会社の話を持ちかけても興味なさそうで、夫も仕事上の話しをしてくることは滅多にありません。
家で仕事関係の話はあまりしたくないのかなと思って、夫を相談相手候補から完全に除外してました。
その日から少しずつ夜眠れるようになってきました。