八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

薬を減らしていくことになりました。

先日は受診日でした。

先生はまず「どうですか?最近」と聞き、私は「元気です」と答えました。「調子悪くなる前に完全に戻った感じ?」と更に聞かれたので「思えばずっと調子が悪かったのでいつを基準にしていいかわからないけど、少なくとも受診する前よりは元気になったし、その前よりも今の方が気分は晴れてます。今までのどんより気分と比べるとハッピーと言っていいくらい」と答えました。

先生は、「じゃあ一応聞くけど、ちょっとハイになっていろいろチャレンジして収集がつかなくなったり、人が喋ってるのに割り込んで喋っちゃったり、そういうことある?」と聞いてきました。「そういうのはないです。」と答えると、「そんな雰囲気だよね。よし、じゃあ、夜の薬を減らしていきましょう」とおっしゃいました。私が慌てて「おそらく元気なのは薬のおかげだと思うので、減らすのはちょっと怖いですが」というと、「朝の薬はそのまま続けるよ。夜の薬は安定剤と眠剤だから、減らしていこう。もし眠れなくなったら戻そうね」と言ってくださいました。

私の鬱は受診から1年で一段階回復に近付きました。それまでの長い苦しみを考えると、合う治療と出会えれば、もっと若いうちに解放されたのかもしれない、なんて思いがわいてこなくもないですが、これも私の運命と受け入れるしかないです。今が苦しくないので、もはや若い頃の苦しみはもう手放してしまった方が良さそう。とは言え、青春時代がもったいなかったなぁ…と自分の暗い青春を思い返してしまいました。過去を悔やんでも仕方がないですが、簡単に割り切れません。。

 

そうして、夜の薬を半分にして4〜5日たった今ですが、やはり眠りが浅くなりました。夜中にトイレに起きたり、猫がお腹の上に乗っかってきてそのまましばらく眠れなかったり、変なゆめを見て起きたり、と深い睡眠が取れない感じです。しばらく我慢してみて、辛かったら元に戻そうと思ってます。昼間の精神状態に影響がないのと、夜中ネガティブ思考の洪水に襲われることがないので、その点はOKです。

 

楽になったのは薬のおかげと信じているので、プラセボ効果も大いにあると思います。だからやめるといわれると怖い。その辺も先生はよくよく理解して下さってるみたいです。