八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

鬱の近況

ここ2〜3年の鬱々とした精神状態からすっかり解放されて、のびのびと日々を過ごしています。

鬱っぽい気分の影響は更年期だとばかり思って、婦人科を受診して薬を処方してもらいましたが、その薬は睡眠の質にも落ち込んだ気分にも全く効果はありませんでした。

その後メンタルクリニックで処方された薬は、睡眠に関しては最初の1回目で効果がありました。気分においては、1週間ほどで徐々に回復がみられました。

そして今、これまでにない心の安定が得られています。

仕事で私がメインでプレゼンする機会がありましたが、緊張することなく淡々と話しができました。

デザインに関しても、他のデザイナーを気にして焦ることがなくなり、純粋に自分自身と向き合うことができるので、以前よりかなり楽になりました。

 

鬱のイメージとして、長引く、再発する、日常生活に影響が出る、などを持っていましたが、私のようなケースもあるんだな、と身をもって思います。

ただ、もう治ったから薬は終わりです、と言われたら、それも怖いです。

薬を飲むことで安心している部分も大きいです。