八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

デザインプレゼンの日

今日は朝10:30〜いよいよ2024年S/Sのデザイン画をMDにお披露目する日です。

昨日はデザイン画の準備でam3:00過ぎまで作業してしまいました。先生から絶対に無理は厳禁,と言われているにもかかわらず。。

私は子供と一緒に遅くとも10:00前には寝ているので、久しぶりの深夜仕事は苦痛でした。いつも忙しい時は早朝起きするので、3:00はむしろ起きる時間です。でも安定剤のせいなのか、5時間寝た後早朝目覚ましをかけても眠気がひどくて、いつもみたいにスパッと起きて仕事ができません。なので、昨日はプレゼン資料の準備が終わるまで寝ないで作業してしまったわけです。

その上朝は1時間早く出勤して,ようやくギリギリ会議直前に準備が揃い、なんとか間に合わせることができました。

 

他のデザイナーにとってはこんなことはごく普通のことだと思いますが、私は日常7〜8時間の睡眠を確保する方を最優先してるので、私にとっての一大事なのです。

 

自分としては良い内容のデザイン出しができ、プレゼン資料もかなり美しく作り、我ながら完成度の高いものが出来上がりました。よくもまぁ、鬱の状態でこんなにできたなぁ〜と自分で自分を褒めました。

ただ、MDとは残念ながら大抵は感性が合わないので、(どーせ大した反応はないだろう)と思いながら、端っこに大人しく座って会議に参加していました。

 

意外にも今回MDの反応は大変良かったです。直属上司も満足したようで、会議後に「かなり反応良かった。いい内容だった」とご満悦な様子でした。

いつもならここで有頂天になる私ですが、年末のトラウマが物凄く影響している為、(絶対後でひっくり返るに違いない)と疑いの気持ちしかありません。悪い意味の学習をしました。後でひっくり返る予測をしておけば、辛い思いをしなくてすみますしね。

 

今シーズンに、年末のようなことが起きたら、次は診断書を印籠のように出してやる!そう思っています。本当に出す、という一歩を踏み出せるのか。会社を離れることへの恐怖は一筋縄ではいかないことが、今回よくよく骨身に染みました。でも絶対に絶対に離れなくてはならないのです。

 

せっかく鬱になった(会社を離れるきっかけをもらえた)というのに、薬のせいで楽になりいつもより良いパフォーマンスをしてしまった、という予想外の展開で、目の前のやる事が増え、今本当に起こすべき行動から目を逸らすことができてしまった。

 

本当にやるべきことを見失わないようにしなくては。この日記で自分に言い聞かせていきます。