八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

セレンディピティ

私は敬愛する勝間和代さんのオンラインサロン、勝間塾に入塾しています。

そこで、塾生達が立ち上げるイベントがあり、先着順で自由に、大抵はタダで参加することができます。

そのイベントの中に「小ロットで製品を作ってみた体験を語る」というイベントがあり、早速参加してみました。

イベント主催者の方は一級建築士で、インテリアコーディネーターとして独立してお仕事をされている方でした。そのお仕事とは関係のなく、ご自身が欲しいと思っていた雑貨を試作して、最低ロットで生産して、売っていると言うお話でした。

雑貨なので、バッグと被る内容がいくつもあり、だいたいわかっている内容ではありましたが、そうやってわかっている、といいながらやれていない私と、ちゃんと実行した主催者の方との間には高ーい壁があると思いました。とにかく、わたしもやり遂げねば!と思いました。

 

イベントの前に主催者の方のHPを確認したところ、一級建築士の方であることがわかりましたし、綺麗なHPで好印象でした。好みの違いはあれど、丁寧な印象がありました。

その時、ずっと後回しにしていた課題の"リフォームの施工業者探し"を思い出しました。できるならこちらに施工業者を紹介していただければ、間違いない気がします。でもまだお会いしたこともないのにこんなことをお願いしても大丈夫かな…と思いつつ、思い切ってイベント終了間近に挙手してこの内容をざっと話し、後ほどメッセンジャーでDMを送りました。そうしたら、快く施工業者を紹介してくださいました。

なんというありがたいご縁!勝間塾に感謝です。こういうのをセレンディピティというんですよね。

 

実は、リビングに仕事スペースを作ることはコロナ禍からの計画で、簡単な絵を描いて寸法や素材を指定した指示書を作っていました。

そんな折、ちょうど隣に引っ越して来た方のお知り合いに建築施工会社を経営している人がいる、とのことで紹介してもらいました。内見してお見積もりも出してもらい、もうあとは着手するだけの状態でした。そこまではよかったのです。その後、この施工業者は一戸建て丸々リフォームや病院などの大きな仕事でスケジュールが埋まってしまいうちのような小規模な部分リフォームに関わっている時間はないようで、一向に着手してくれません。そうこうしているうちに数ヶ月経ち年を越しました。そして今に至ります。

話をした感じが、デザイン的なこだわりも理解してくれる雰囲気があり、ビビッときましたし、見積りも安くて、ぜひやってもらいたかったです。でも、やります、と言っておきながら、最終的に無言でフェードアウトとはかなり失礼ですよね。ざんねんではありますが、もう縁がなかったと思って忘れていました。

 

しかし、リモートワークで資料が増え、家の中がごちゃごちゃしてきて、リビングがなんとも落ち着かないのです。なんとかしなきゃ、と思いつつ、ネットで調べてもセンスのいいところは大規模で予算も高く、街の業者の施工例はなんともいえない感じで、なかなか決められないでいました。だんだん諦めの気分で、最近はそのことについて考えてもいませんでした。

 

この運をしっかりつかむために、来週早々に指示書と希望予算などをメールするために、資料の見直しをしました。

まずは希望予算に収まるかどうかがカギになります。

 

とにかくこのような縁が生まれるのが勝間塾なんだなぁ、と納得しました。