八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

夫の転職

一昨日朝、夫が「前に副業を頼まれた奴から一緒に仕事しようと誘われている」と言い出しました。「もう今の会社は何年もモチベーションなくダラダラ務めてしまって、そろそろ決着をつけたい。副業で手伝った方の仕事に移って、心機一転頑張りたい」と言います。

夫は私が鬱病で病み病み状態の時にも、それでも起業したいというと止めずに励ましてくれました。あの時は本当に救われました。

なので、すんなりと応援する気持ちになりました。「お互い定年前にぐわっと人生の舵を切るのはやっぱり今しかないよね」53才と52才、お互いにがんばろう、となりました。

一応、「で、年収の方は…?」と聞いてしまいましたが笑 まぁ、大幅なダウンというのでもなさそうです。あんまり細かく詮索しないことにしました。

 

夫がどんな気持ちで仕事をしてきたのか、私は全然知りません。夫は会社のことや仕事のことを全然家で話さないのです。こんな変なことがあった、とかこんな話をして笑えた、みたいな雑談はしますが、仕事についての真面目な話みたいなのは皆無です。

でも私が鬱で死にそうになって悩んでいた時、「50代は体力も気力も若い頃とは違うし、会社の中の立場も今まで以上に微妙なかんじになるし、辛くなる人は多いよ。おれだってそうだし」と珍しく言ってくれました。きっと夫も思うところがあって私の状況に共感できたんでしょう。

 

私は今、どうせ失敗したってもう構わない。やらないで後悔は嫌だ、きっとなんとかなる、という気持ちが固まりやる気に漲っています。

どうせなら、同じ志で頑張れば家族の絆も強くなりそう。50過ぎても茨の道に挑んでいく親の姿を息子にもみてもらいたい。

 

ということで、またもどうなることやら、です。