八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

寂しい出来事

聞いてください。

 

先日、比較的仕事が暇な週があり、大してやることもないのに出社しました。その日は珍しく友達と晩ご飯を食べる約束をしていましたので、私は普段17:00に帰るのですか、その日は18:00ごろまで会社にいました。

ふと気づくと、同じブランドの同僚達6〜7人が一斉に帰っていきました。「あれ?珍しくみんな一緒に帰るんだ?」と眺めていたら、そんな私に気付いた一人がそそくさと戻ってきて、 「軽く飲みに行くことに…。良かったら」と声をかけてくれました。

 

(…)そうです、私は誘われない人です。  

目が合ってしまったので声をかけてくれましたが、きっと事前になのかその場でなのか飲みにいくことを決めたはずです。

 

普段17:00に帰る人だから、かもしれないけれど、一緒に飲みたい人には声かけますよね。

 

私は暗いのです。口数も少なめです。時々何かの拍子にテンション高く振る舞える時があり、そんな時は周りの人達も親しく接してくれます。なので、人間的に嫌われているわけではなさそうです。でも普段が暗いのです。そりゃあ、誰も、暗くて口数すくない人と飲みにいきたくないですよ。

 

仲間内っぽい輪に入っていくのが苦手です。

あとは、機転の効いた会話もできない。

ノリのいい会話も無理です。

ごく親しい仲間となら大丈夫なのに、同じ職場くらいの距離感は私にとって最も難しいです。

 

その日は久しぶりに落ち込みました。

久しぶり、そうです。こういうことが過去に時々ありました。

 

せっかく友達とのディナーを楽しみにしていたのに、食事前にすっかりテンションが下がってしまいました。

 

でも、それを持ち込むわけにはいかない。そこは50代おばさんの底力で、なんとか自分のテンションをぐいと持ち上げて、普段通り風に振る舞うことができました。(多分)

 

生きるのってシンドイです。