忌引き休暇の間に、商工会議所に電話をかけ、融資や補助金申請はどのようにすれば良いのかを聞いてみたところ、まずは創業計画書を書いて、それを持って融資担当と面談するように言われました。その時はお盆中に終わらせるつもりでいましたが、思いの外時間が取れず、先日やっと描き終えました。遅っっ。
計画書に向かうまで、創業にかかる資金について、ぼんやりとしか考えてなかったことに改めて気づいて、ぼんやりしてた自分が恐ろしくなりました。
シリーズA(コットン×レザー): 2型2色で4SKU
シリーズB(コットン×レザー): 2型2色で4SKU(Aと同型で素材違い)
シリーズC(オールレザー): 1色3型で3SKU
これだけで、サンプルは1型に対してそれぞれ2回ずつ作るとして、サンプル代は1回4万で10回で40万。
材料代は革が1枚で2万ちょっとでAとBで3枚、
Cは6枚使うとして20万くらい。
それと生地代。
ブランド名を決めたら、知り合いのグラフィックデザイナーにロゴデザインとショッパーやタグのデザイン、HP作成を外注しようとしていてその金額は50万。(これが金額的に妥当なのか不明)
そのデザインを元に、ショッパーやタグなどの発注。
展示会で受注がついたら量産の発注をするべきなのか、自分の判断でいくつか量産発注をするべきなのかわかりませんが、量産発注するとなると、1型1色50本が最低ロットのはずなので、数百万単位の金額になります。
でも展示会に出すなら3シリーズのみでは少な過ぎて素通りされてしまうと思うので、発注かける3シリーズ以外にも参考商品としてあと3シリーズほどサンプルをあげておく必要があります。
ってことは、サンプル代は、先ほどの2倍です。
また、初年度売り上げ予測、次年度以降の売り上げ予測を書く欄があります。50本発注したからといって50本売れるはずはなく、うまくいって30本売れると見積もりました。(そんなに売れる気がしないけど、辛く見積もるとマイナスになり融資が受けられそうにない💦)
そんな感じで初年度の利益を書き、次年度以降の利益を書きました。かなり甘く見積もるしかないけれど、甘く見積もっても、労力の割に利益はかなり少ないです😭。でもここでやめたら結局元の木阿弥ですし、どんなブランドも最初はそんなもんだ、と自分を励ましているところです。
簡単な計画書を作成しただけで、書類上で計算を合わせるために電卓を叩いて、サンプル代や量産についての費用をおおまかに理解することができました。現実的に、あまりたくさん作れないことがわかり、ブランドとしてどんな風に商品群を統一していくかしっかり考える必要性をひしひし感じました。
正直、思いついたデザインをデザイン画に書き起こすことで満足して、そのうちの1シリーズのサンプル依頼をしただけで大満足してた自分が怖いです。もうすでに革代2万数千円を振込して、だんだんと目が覚めてきた、という感じ。そんな折の計画書作成は、お金に関して全体感が見渡せた大事な工程でした。
数字を考えずに起業しようとするなんて、私って本当に大人の発達障害な人だなぁ…とつくづく思いました。
今会社のデザイン出しの仕事にコミットしてますので、これが終わり次第事業計画書の書類以外に今までの実績のポーフォリオも作成して、いよいよ商工会議所に乗り込みたいと考えています。
ポートフォリオ作成もそれなりに時間がかかりそうですが…
目標は年内に融資を受けること!です。
ブランド名決めなくては…💦