八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

会社の仕事と独立の仕事の両立

お盆が明けました。とうとう次のシーズンのデザイン出しがスタートしました。これから9月頭まで怒涛のデザイン出しが続きます。

思えば前々シーズンのサンプル没続きで私の鬱は表面化しました。あれから3シーズン目に入ります。先シーズンはデザイン出しは良かったものの、なんだかんだと没になり、最終的にはまた持分が1/3くらいになりました。

そして今回。怒涛の頑張りを出せない自分がいます。どうせやったって没でしょ、と半分投げやりな気分と、こんな調子じゃ干される、という危機感が同時にジワっとやってきます。津波のようにどどっと押し寄せてこないのは薬のおかげです。

 

また、ブランド立ち上げの方も着々と動いているので、そっちに気を取られているのもあります。 

商工会議所の勧めで創業計画書を作ってみましたが、思ったより時間がかかります。最初はざっくりと財布とバッグのパーセンテージを入力し、自己資金や、かかる費用の想定を書いていきます。そうすると、思っていたより少ない商品数でスタートしないとまずいことになりそう、と気付いたり、ものすごくざっくりとした計算なのに合わなくなったりしました。格闘しているうちに、計画書の重要性をつくづく実感しました。実際にかかるお金のイメージができますし、自分の計画がいかに甘く見積もっているかがよくよくわかります。こんなに売れないでしょ、と思いつつ、現実感ある見積りを出すと完全にマイナスなので、そんなのを提出したら補助金や融資は受けられそうにありません。したがって我ながら甘い見積もりを作ることになりました。

商工会議所のアドバイスがなければ、これをやらずにサンプルを作り続けるところでした。危ない危ない…

自分のブランド立ち上げの作業は全く苦になりません。こんなエクセル表作るなんて面倒くさい作業も意外と楽しんでます。

会社の仕事への愛が目減りしている分、独立の方に移行してる感じです。

 

でもとりあえず、土日朝のもくもく会の時間6:00〜9:00以外は会社の仕事に集中する必要があります。嫌でもここが私の収入源ですから。これがなくなったら独立なんて無理な話になってしまいます。