八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

一夜明けて

父の死から一夜明けた昨日、葬儀社に安置された父の遺体に会いに行きました。おりしも、昨日は母の誕生日でしたので、実家で飲み食いしながら遺影の写真を決めたり、思い出話でもしよう、となりました。

 

妹も一夜明けて落ち着いていました。30分ほどキンキンに冷えた部屋の中で父の遺体と面会し、その後ギンギンの8月の日差しの中でバス待ちをして帰りました。

 

スパークリングワインやらイタリアンの材料やらを買い込んで、実家で料理をしご馳走を並べて、父の写真を置き、みんなで飲み始めました。

父の若い頃の写真が出てきて、妹と2人でワイワイ言いながら眺めました。若い頃の父の写真をわたしは見たことがなかったので、父が結構なイケメンだったことに驚きました。背は低いのですが、なかなかいい顔です。意外とモテたのかもしれない、なんて思いました。

母に、「お父さん若い頃イケメンじゃん」と言うと「でも背は低いしなんちゃらかんちゃら」と悪口ばかり言います。もしかしたら、結婚前の父は結構楽しい人生だったのかもしれないな、とも思いました。

母が悪口を言うたびに2人で「今日はやめとけ」と静止しながら、思い出話に花を咲かせました。

 

いくらか飲んでだるい身体を起こして、蒸し暑い雨の中帰宅しました。

 

今日からしばらく会社は休みです。

独立の方を進めちゃえ、と目論んでます。

本当に全然悲しみがないのはなぜでしょう。

お父さん、怒らないでね。