八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

産業医との面談

私が鬱と診断された当初、お守りがわりに書いてもらった診断書を,私が会社に提出せずに持っているというのが、人事としては問題があるらしく、産業医との面談を設定されました。仕事しても問題ない状態であることを証明する必要があるらしいです。

薬を飲んでわりと元気なので、そのままを問診表に書きそれを元に医師と面談をしたので、速攻で「問題なし」と産業医のお墨付きをもらいました。でもこういうのは、私のように仕事をしても良いと思えば、そのように伝えればOKとなるし、仕事をしたくなければそのように伝えれば休めとなる、というなんとも客観性のない診断だな、と改めて思いました。

でもこれで、いつ嫌になってもこの手を使えばいい、という素晴らしい選択肢の一つなので、変に客観的な指標みたいなものができず,今のまま主観で診断してもらえる曖昧な状態であって欲しい、と思いました。

 

30分もかからずにおわってしまったので、原宿あたりをウロウロし、ちょっと買い物をしたり、前に勤めていた会社のそばでよく行ったパスタ屋さんでランチをしたり、のんびり過ごしました。

久しぶりに千駄ヶ谷あたりを歩いていると、お昼の時間帯だったので、その辺りのアパレル勤務の30代くらいのおしゃれした男女が行き交うのをたくさん見ました。若くてキラキラして眩しかった。私も昔はこんな感じだったんだな〜と感慨深い思いでした。結婚してましたが子供もいないしお金に関しての恐れなんて皆無でした。小さな悩みは諸々ありましたが、まだ未来は明るいと感じられていました。まだそんな時代でした。

そうはいっても、この日見た若い人達も何も怖いものが無さそうに見えて、自信に満ちてみえました。

 

若いというだけで綺麗だなーーと眩しく思ってしまう、今ちょうどそういうのを強く感じるお年頃なのかもしれませんね。。