八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

ちょびっと気分を害したこと

土曜日、珍しく夫が「ばーばも誘って夕飯食べよう」と言い出したので、義母を誘ってくら寿司に行きました。先日ご馳走になったばかりなのでこの日は私がご馳走しました。

ワイワイとおしゃべりしながら寿司を食べ、私たちの家に帰宅後はお茶を飲んでテレビを見ながら楽しく過ごしていました。

21:00も過ぎ「もう帰るわ」と立ち上がった義母は唐突に、「息子くんも成長して親が家にいないと非行が心配よね」と言い出しました。

そして、もう何度も聞いている夫の同級生の話が始まりました。「ナントカ君(夫の同級生)は母親が働いていて家に人がいなくて、だから中学時代は家が溜まり場になってしまって,タバコ吸ったりなんだりして不良になっちゃったのよ」「そしてなんだかんだで結婚して子供も生まれたんだけど、子供が小さいうちに車の事故で亡くなったのよ。不幸ね。」「だから家に人がいないと非行に走るんじゃないかと心配よ」と。

中学時代にグレたことと事故で亡くなったこととは関係ないと思いますが、義母にとっては不幸であるということで同一線上にあるようです。

 

「お母さん、今や働く母の方が大多数で専業主婦は少数派の世の中で、そんなこと言ってたら、大多数の子供が非行に走ることになっちゃいますよ」と苦笑いで言いましたが、全く耳に入っていないようでした。

 

いつもながら働く母親に向かって無神経なことを言うな、と思いました。もともと家父長制が当たり前,母親は家にいて節約して夫の稼ぎで暮らしていくのが正しい家庭のあり方、と信じている人なので,さっきの話も心の底からそう思っているのかもしれない。全く悪気がないのかもしれません。

 

その後改めてよくよく考えると,自分が一人暮らしをしていることを、どうにか理由をつけて私達と一緒に暮らせるように説得する材料としてこの話題が最適だと思い、この話を最近頻繁に私にするようになったのかもしれません。

 

わたしも唐突に面と向かって言われて思わず気分を害してしまい、同じ土俵に上がってしまいましたが、その後冷静になっても、このような価値観の違いを持ちながら一緒に暮らすのは難しいとますます確信してしまいました。義母の状況を考えると本当に気の毒とは思います。でも私は私の気持ちを1番大事にしたい。ましてや今の精神状態ではますますそう思います。

 

法律上私はこの件について責任は皆無です。親の責任は子にありますから。夫から何か相談があればその時考えてもいいですが、何も言ってこないのでそのままにしています。

頼まれて拒否してるわけではありません。

 

その件については相当な話し合いが必要です。私を妥協させるには今思いつくだけでもいくつかの条件を提示することになります。

そして、そろそろ条件の整理をしておく必要があると感じています。とほほ