八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

平和な正月

今年の正月は平和でした。去年は恐ろしく暗い正月でしたので、この平和が信じられないくらいです。去年は、仕事における大きな不安と、家のローンや父の介護問題など生活面の不安が津波のように押し寄せてきて、溺れてもがいてるような状態で生きていました。年明けにメンタルクリニックに行き、薬をもらって徐々に回復していきました。そして1年かけて今の状態まで落ち着くことができました。

 

今年の正月も特にどこにも行かず、夫の実家に入り浸りでした。不思議なもので、症状が和らぐにつれて、義母の言動にも寛容になり、いちいち引っかかることがなくなりました。今まではなんてことない一言にもそこはかとない悪意を感じてしまったりしていたのですが、最近はそういうことはなく、従って関係も良好です。

 

息子と夫は義実家に泊まり、私は猫にご飯をあげるという名目で毎日自宅に帰っていました。自宅では独立の仕事を整理して、今年はどう進めるかを検討したり、3行くらいで表現できるブランドコンセプトを考えたり、新しいデザインについて考案したりしていました。

 

とにかく、前を向いて上を向いて歩んでいる、という感じがあります。

 

鬱ではない人達は日々こんなふうに過ごしていたんですね。こんなに軽い気持ちでいられたことが過去にどれだけあったか。。。たいてい重〜い気分を引きずって生きていました。

 

そんな訳で今年はいままでにない清々しい新年を迎えることができました。来年もこうであってほしいものです。

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新年のご馳走は炬燵で。