八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

一人ぼっちが平気になった

鬱の薬の効用の一つとして、予定がないことに対して全くへっちゃらになりました。

薬を飲む前は、友達との予定が何もないと、誰からも誘われないことに強い不安がありました。そして、手っ取り早くその不安を解消するために、自分から企画を立てていました。数ヶ月に一回ずつ順繰りに飲み会の提案をしました。大抵、「待ってました!」とか「そろそろ誘うつもりだった」という返事が来ました。そしてサクサクと予定が決まり、当日は楽しく盛り上がるのです。

でも、試しに放っておくと誰も企画しないのです。(誘われたら行くけど、自分から企画する手間をかけるほどは会いたくないんだな)という感覚が心をよぎりますが、意識しないように努めていました。

 

17:00に帰る人になってからは、取引先や会社の人から誘われることは皆無になりました。

 

こんな性格なのでなかなか新しい友達もできません。子供が保育園の時は親同士の接点が多くママ友がたくさんできました。今も大事な友達です。でも小学生になったらコロナ禍も手伝ってこの3年間でできた友達は3人です。

そんな調子では本気で老後が心配です。

 

でも、薬のおかげで予定がないことが全く平気になってしまいました。1人が平気になってしまうと、なにをするのも気楽です。

それによって、数少ない友達とこれ以上疎遠にならないように、時々思い出したら誘うのは続けようかな、と思います。

 

友達付き合いも福利で膨らむ、と敬愛する勝間和代さんが言っています。勝間さんは私から見ると天上の人です。

私は人間関係の元手がすくないので、福利もその分少ないわけですが、楽しい老後の為にはせめて元本割れはしないように努めたいと思います。