八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

更年期の乗り越え方

https://r.voicy.jp/ByKogxnEKnx

 

またも春木先生のvoicyを聞いていたら、ハッとする気付きを得ることができました。(春木先生は元有名女子大の教授で今は引退された方です)

 

学生さんからの「お父さんと同い年です」と言われた時の、"終わった感"。学生さんの結婚式に出た時に感じる"もうこういう華やかな舞台の主役になることはない"という思い。"一つの時代が終わってしまった"という思いを抱えて軽い鬱状態になること、それが更年期だ、と春木先生は言っています。

これだ!と思いました。私の更年期や鬱は女性ならではのホルモンの問題が全てだと信じていましたが、それもありつつ、本質はまさにこの感情だと思います。

 

そして、春木先生はその自己流の乗り越え方も教えてくれています。

それは、みんなあるべき姿と比較して現状を悲観しているのだけれど、よく考えてみて、と。あなた若い頃そんなにモテましたか?活躍してましたか?ということを思い出してみて、と。その通りです。一つの時代が終わった、と嘆いても、若い頃も今とほとんど同じなんです。笑えますね。

 

それでも、口うるさかったり、見た目がきちゃないジジイやババアにならない様に、身綺麗にして、きちんとした振る舞いをしていたら、誰かが見ていてくれるかも。そんなふうに世の中の隅っこに存在するのもいい。なんとかやっていこうぜ、と春木先生は言っています。

 

隅っこに存在するで良しとする諦めが、今の私にはまだ達することができない境地ですが…

 

良い話が聞けて本当に良かったです。