八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

自腹日帰り出張の件

Kyoto graphieが開催されていた週末、ボスと30才同僚くんが京都に行ったという話を聞きました。もちろん別々の旅行ですが、アートホテルやギャラリーやショップなどけっこう同じところに足を運んでいたみたいです。京都には私たちのブランドの新しいショップやコンセプチュアルなカフェもあり、見どころ満載なのです。

それを聞いて俄然やる気になってしまった私。今週はショップリサーチウィークというのもあり、一日日帰り京都を計画しました。出張扱いにして欲しいのは山々のところを、一応「自社のショップ以外にも自由に見たいので有休で自腹にしようかと…」と忖度すると、「それがいいですね。不公平になりますから」とのことでした笑

 

店舗設計部門ののおしゃれ女子に京都のオススメをきいておき、蔦屋書店でcasaブルータスの京都特集を買い、昨日は雑誌とネットに首っ引きで行きたい店を調べまくり、ルートを検索して、スケジュールを立てました。朝食はそのおしゃれ女子のオススメアートホテルの朝食を予約し、夕食は軽めに京都の鴨汁ラーメン、お茶はもし時間の余裕があったら自社のカフェに寄ろう、とルートを見ながら決めました。

あとは、ゆっくり見たいところがあれば、大幅に端折ってもいいか、くらいの心構えで、あんまりセカセカしないようにしよう、と思って、要は万事OKの準備をしていた訳です。

 

ところが、ここ最近父の具合が良くなく、土曜日に顔を見に行く予定にしていたのが、昨日妹から「もう絶水絶食になるので数日だよ」と連絡がきました。

 

というわけで、自腹出張はキャンセルしました。今某JRの駅のカフェにいます。本来なら新幹線の中でウキウキ雑誌をみていたところでしょう。

今朝はチケット払い戻しがみどりの窓口でしか受け付けていない、しかも出発時間8:00前までに手続きしないと、ということで、1番近くのみどりの窓口のあるJRの駅まで急ぎ、7:45になんとか払い戻しが完了しました。当日で30%の手数料を取られました。そもそも自腹なのでこれも自腹です😭

 

ここは実家に行く方が近いので、このまま実家に向かうことにして、今時間潰し中、という訳です。

初めての家族との死別に対して、自分がどんな気持ちになるのか想像もつきません。実家を出て23年も経つからなのか、それともわたしがサイコパスなのか、なぜか来たる父の死にたいしてピンとこないのです。妹からは「薄情すぎる」といつも責められています。

 

何もかもが落ち着いたら、また京都行きを計画し直そう。