八方塞がり日記 (50代OL 鬱治療中 それでも起業したい)

50代女性。大卒から今まで企業内デザイナーとして正社員で働き続けてきて、仕事がアイデンティティとなってしまいました。思えばずっと抑鬱状態でしたが、この度晴れて鬱病と診断されました。幼少期から結婚して家を出るまで母との関係で疲弊し、インナーチャイルドを抱えながら生きています。

エビリファイの効果

会社の方は相変わらず、MDを含めた全体の活動に関しては,私は完全に蚊帳の外に追いやられています。私は自分の持分と,最近ちょっと大掛かりになってきた子供服ブランドのバッグの方をただ黙々とやるのみです。

 

今は展示会シーズンで、今回は上司が商品説明会に出られないとのことで、例の30代の同僚が説明をする事になった模様です。そんなのも、特に説明があるわけでもなく、Googleのスケジュールで彼女のスケジュールに記載されているので気づきました。本来なら年も上で彼女より社歴も長くサブリーダー職にも長く就いている私がやるべきことだと、きっと誰もが思うでしょうが、私には声がかかりません。

 

それと同時に、本国からテーマカラーが届きました。いつも糸や布の切れ端がついてくるので、ほぼ同色のレザーとパントーンを探して、それを色見本として、レザーやその他素材の色見本を作ります。

バッグと財布に合い、世界のトレンドカラーなども踏まえて,カラーのチョイスをする重要な仕事なのですが、それもここ数年彼女の仕事になっています。

以前は私がやっていました。

 

正直どちらも大変面倒くさく、しかもデザイン出しと重なる時期なので、残業を余儀なくされます。やらなくて済むのはラッキーなのです。

でも3歳の子供がいて誰よりも大変な彼女に、それら全てを依頼するとは、上司にとって私がいかに一緒にやりづらいか、ということをものすごくはっきりと突きつけられているように感じています。

 

上司は昔からそういう人です。外部の人なので、自分にとっての効率重視で、部下の仕事量の偏りなどまるで気にしていませんし、会社も彼に,普通の会社員上司のように満遍なく部下を育成するミッションなど課すこともないようです。

要はなんというか…彼はサディステックなエコ贔屓体質?なのです。

おそらく彼女は彼女で,やりがいと共に、時間との戦いでそれはそれは大変なはずです。

それで、見るに見かねて、余計なお世話&お呼びじゃないよと思われるのを覚悟で、いつも彼女に「なにか私にできることを手伝うよ。たとえば○○とか△△とか。遠慮なく言ってね」と声をかけます。

彼女はそれを毎回上司に相談するのですが、「1人でやれるでしょ」と言われてしまうらしく、「お願いしたいのは山々ですが、1人でやれと言われてしまったので…」と断ってきます。

 

この一連の茶番劇を毎シーズン繰り返しているのですが,もはや私も(これで私は知らん顔してないという表明をした)ということで、その後自分の仕事に集中するのです。

 

彼女にはこんな風に言うと悪いのですが、

上司とその同僚はサドとマゾのちょうどいい相性で凸と凹がピタッとくる関係に見えます。

それと同時に、上司はそれについてモヤモヤとしている私のことを気付かないわけはなく、あえてほったらかしているのです。そこに私は、上司の根底に、それを楽しんでるようなまたまたサディステックな意地悪な気質を見てしまいます。大抵は無意識に時には意識的にそれをやってるように見えます。

 

でもそれを表に出さず、基本人当たりも良く、よって評判も良く、皆から信頼され頼りにされている存在です。

 

世の中っていろんな人がいますね。

いろいろ書きましたが、私は彼を好きとは言えないですが、別に大嫌いというのでもないんです。もう少しだけでも公平だったら良いのに…と思うくらいです。

私は他の人から私がどう思われているかをいつも気にしているので、グジグジ悩んでいるのです。

 

そこでエビリファイです。効果がある気がします。やはり多少は心乱れるのですが、前ほどではなくなりました。

 

この文章も淡々と書きました。真っ直ぐに見たくない真実と向き合うと文章は自虐っぽくなりますが、本当の心の内がわかり、整理されて良いです。

薬とブログは鬱に効果ありです。